一番乗(読み)いちばんのり

精選版 日本国語大辞典 「一番乗」の意味・読み・例文・類語

いちばん‐のり【一番乗】

〘名〙
戦場で、第一番敵陣敵城に攻め込むこと。また、その人。いちばんがけ。
※長沢聞書(17C前か)「黒田殿内にて後藤又兵衛一番乗」
② ある場所最初に到着すること。また、その人。
※長春五馬路(1968)〈木山捷平〉二「城内に一番のりをしたのは、このわしだったんだよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android