一箱(読み)ヒトハコ

デジタル大辞泉 「一箱」の意味・読み・例文・類語

ひと‐はこ【一箱】

一つの箱。1ケース。
江戸時代、金1000両または銀10貫目の称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一箱」の意味・読み・例文・類語

ひと‐はこ【一箱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 箱一つ。一つの箱。また、それいっぱいの物。
    1. [初出の実例]「まんちう一折〈十〉、串柿一はこ」(出典:大館常興日記‐天文一一年(1542)閏三月三〇日)
  3. ( 一つの木箱に詰めたところから ) 江戸時代、金千両、または銀十貫目の称。
    1. [初出の実例]「一箱(ヒトはこ)はぬけるが山師口につき」(出典:雑俳・柳多留‐五(1770))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android