一般国道(読み)イッパンコクドウ

デジタル大辞泉 「一般国道」の意味・読み・例文・類語

いっぱん‐こくどう〔‐コクダウ〕【一般国道】

高速自動車国道以外の国道。いわゆる「国道」のこと。高速自動車国道とあわせて全国的な幹線道路網を構成する。459の路線があり、「国道1号」のように番号が振られている。国土交通省が管理する直轄国道と、都府県政令市が管理する補助国道がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の一般国道の言及

【国道】より

…道路のうち国の営造物であるものをいう。日本では〈道路法〉の規定により,高速自動車国道と一般国道の2種類がある。(1)高速自動車国道 自動車の高速交通の用に供する道路で,全国的な自動車交通網の枢要部を構成し,かつ政治,経済,文化上とくに重要な地域を連絡するもの,その他国の利害に重大な関係を有するもので,政令によって路線が指定される(例,中央自動車道)。…

【道路】より

… しかし馬車時代を経験しなかった狭苦しい都市づくり,人口の都市集中,本格的な道路整備の出発の遅れなどから,日本の道路は規格,幅員,ネットワークの強さなどにおいてまだ不十分な点が多く,欧米道路先進国の5~6割の整備水準だといわれている。自動車
[道路の種類]
 道路法(1952公布)上では道路は高速自動車国道,一般国道,都道府県道,市町村道に分類される(3条)。管理主体に対応した分類であるが,ほぼ道路の機能上の分類ともなっている。…

※「一般国道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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