丁付け(読み)チョウヅケ

デジタル大辞泉 「丁付け」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐づけ〔チヤウ‐〕【丁付け】

書物枚数やページ数をつけること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丁付け」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐づけチャウ‥【丁付】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ちょうつけ」とも ) 書物の枚数やページ数の順を記入すること。
    1. [初出の実例]「落丁の外、錯簡二、三ヶ処御座候。丁付をよく御改め被成候て、追て返上の節、御とぢ直し被成候様奉存候」(出典:小津桂窓宛馬琴書簡‐天保四年(1833)一月一四日)

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世界大百科事典(旧版)内の丁付けの言及

【瓦経】より

…通常表裏に界線・罫線を引き,1面10~15行が多い。界線の欄外や側面には丁付(ちようづけ)(経典の種類,順序などを識別するための簡単な記載)が記されている場合がある。なお,仏形を陽出し,経典を各仏形の胸に1字ずつ刻した特殊な例もある。…

※「丁付け」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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