日本歴史地名大系 「七幡町」の解説 七幡町しちまんちよう 三重県:四日市市四日市町七幡町[現在地名]四日市市中部(ちゆうぶ)北の中(なか)町から南の中新(なかじん)町へ通ずる横丁に成立した町。西は魚(さかな)町、東は四ッ屋(よつや)町。旧版「四日市市史」によれば、寛文年間(一六六一―七三)以降七幡瀬古(しちまんせこ)・七幡町と称され、南瀬古ともいったという。しかし延享二年(一七四五)四日市古絵図写(四日市市立図書館井島文庫蔵)でも、明和五年(一七六八)の四日市町絵図(同文庫蔵)でも「南瀬古」と出、南北六八間。この時期は、公称町名の七幡町は成立していなかったと思われる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by