七幡町(読み)しちまんちよう

日本歴史地名大系 「七幡町」の解説

七幡町
しちまんちよう

[現在地名]四日市市中部ちゆうぶ

北のなか町から南の中新なかじん町へ通ずる横丁に成立した町。西はさかな町、東は四ッ屋よつや町。旧版「四日市市史」によれば、寛文年間(一六六一―七三)以降七幡瀬古しちまんせこ・七幡町と称され、南瀬古ともいったという。しかし延享二年(一七四五)四日市古絵図写(四日市市立図書館井島文庫蔵)でも、明和五年(一七六八)の四日市町絵図(同文庫蔵)でも「南瀬古」と出、南北六八間。この時期は、公称町名の七幡町は成立していなかったと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む