七日の夜(読み)なぬかのよ

精選版 日本国語大辞典 「七日の夜」の意味・読み・例文・類語

なぬか【七日】 の 夜(よ)

  1. 月の七日の夜。特に、七月七日の夜。たなばた。七日の宵。
    1. [初出の実例]「一年に七夕(なぬかのよ)のみ逢ふ人の恋も過ぎねば夜は更けゆくも」(出典万葉集(8C後)一〇・二〇三二)
  2. 子が生まれてから七日目の祝い。また、その当日の夜。しちや。
    1. [初出の実例]「七日夜なん東宮より例の御とぶらひは有りけり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android