…織女星は神格化されて〈織り姫さま〉ともよばれ,短冊にも子女が競って願望を文芸的に表現し,きわめてうるおいのある風俗行事を発達させたといえる。 この星祭とは別に,民俗上からとくに注目されるのは,この日を盆の一部として扱い,ナヌカボン(七日盆)とかナヌカビとよんで,精霊(しようりよう)を迎えるための準備を行う風が全国的に見られることである。カヤやマコモで馬をつくり,庭に置いたり,綱でつるしたり,屋根に上げるのは東日本に広く見られる。…
…ねぶたの語は,〈佞武多〉などと当て字されるが,元来は襲いくる眠気を意味するという。七日盆には水で心身の清浄をはかろうとする伝承が多いが,ねぶたも,収穫の秋を控え労働の妨げをなす睡魔を飾物といっしょに水に流し去ろうとするものであったかと思われる。【田中 宣一】。…
※「七日盆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」...