七時分(読み)ななつじぶん

精選版 日本国語大辞典 「七時分」の意味・読み・例文・類語

ななつ‐じぶん【七時分】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 午前または午後の四時頃。七つごろ。
    1. [初出の実例]「七つ時分寄(より)(いく)、暮相に成ければ」(出典三河物語(1626頃)一)
  3. ( 形動 ) ( 午後の四時頃の意から ) 古くなって処分すべき頃合。また転じて、古くなったもの。盛りをすぎ、色あせたもの。また、そのさま。特に衣服についていう。七つ下り七つ過ぎ七つ半。七つごろ。
    1. [初出の実例]「此鯛は七つ時分とおして見る」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和八(1771)信三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む