デジタル大辞泉 「七つ下り」の意味・読み・例文・類語 ななつ‐さがり【七つ下(が)り】 1㋐今の午後4時を過ぎたころ。㋑「七つ下がりの雨」の略。2 午後4時を過ぎたころの状態。特に、空腹を感じている状態。「刻限は知らねども、わが腹は―」〈浄・浦島年代記〉3 物が古びること。衣服などの色がさめること。七つ時分じぶん。七つ過ぎ。七つ半。「羊羹やうかん色の小袖に、おなじ縮緬ちりめんの羽織、―とおぼしきを引っかけ」〈滑・六あみだ詣〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例