七時(読み)しちじ

精選版 日本国語大辞典 「七時」の意味・読み・例文・類語

しち‐じ【七時】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一日を晨朝・日中(斎前・斎後)・日没・初夜・中夜・後夜の七つに分けた、その七番目すなわち後夜をいう。
    1. [初出の実例]「七時行法如例修了」(出典:参天台五台山記(1072‐73)一)
  3. 時刻名称の一つ。一昼夜を二四分した、その七番目の時刻。また、一昼夜を午前と午後とに分け、それぞれを一二分した、その七番目の時刻。
    1. [初出の実例]「三十一人の候補者は、午後七時迄といふ招状に応じて、続々と入り来るを」(出典:露団々(1889)〈幸田露伴〉一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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