出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
1072年(延久4)に入宋した京都大雲寺の僧成尋(じょうじん)の日記。3月15日肥前国松浦郡壁島を発ったのち,天台山・開封・五台山などを巡礼し,翌年6月12日開宝勅版一切経などの経典,仏像,宋の神宗(しんそう)の文書を弟子に託し日本へ送るまでを記す。成尋は宋に残り,1081年開封開宝寺で没した。宋代の政治・経済・社会・文化の詳細な観察を含み,とくに水陸交通,各地の物価に関する記録や収録されている公私文書類は貴重。「奝然(ちょうねん)日記」「入唐求法巡礼行記」「往生要集」など日本僧の著作を献上したり,宋では失われた経典を宋僧に貸与するなど日本文化の紹介に努めたことも注目される。「改定史籍集覧」「大日本仏教全書」所収。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...