七目(読み)ななつめ

精選版 日本国語大辞典 「七目」の意味・読み・例文・類語

ななつ‐め【七目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 数えて第七番にあたるもの。
  3. ななつめ(七目)の干支」の略。
    1. [初出の実例]「卯の年の生れなれば、此十二支より七つ目の鶏を寵愛し給はば」(出典:浄瑠璃・東海道七里艇梁(1775)三)
  4. 一の膳、すなわち本膳より一組ずつ七組の膳。
    1. [初出の実例]「膳をくみ候事〈略〉七つめまでは六を七に重ね、四を五に重ね」(出典:貞順記(16C))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android