万春楽(読み)バンスラク

デジタル大辞泉 「万春楽」の意味・読み・例文・類語

ばんすらく【万春楽】

平安時代踏歌とうかに用いた囃子詞はやしことばの一。七言八句の漢詩の各句の末に唱えたもので、また、その歌曲全体をもいう。男踏歌用。ばんしゅんらく。ばんずんらく。

ばんしゅんらく【万春楽】

ばんすらく(万春楽)

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精選版 日本国語大辞典 「万春楽」の意味・読み・例文・類語

ばんしゅんらく【万春楽】

  1. ばんすらく(万春楽)
    1. [初出の実例]「万春楽(ハンシュンラク)」(出典:俳諧・をだまき(元祿四年本)(1691)四季之詞)

ばんすらく【万春楽】

  1. ( 「ばんずらく」とも ) 平安時代、踏歌(とうか)の時に歌った歌曲で、七言八句の詩。また、それに用いるはやしことば。各句の末に「ばんすらく」と唱える。ばんしゅんらく。ばんずんらく。

ばんずんらく【万春楽】

  1. ばんすらく(万春楽)

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