万霊節(読み)ばんれいせつ(その他表記)All souls' day

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「万霊節」の意味・わかりやすい解説

万霊節
ばんれいせつ
All souls' day

カトリックですべての逝去した信者の霊を祀る記念日万聖節の翌日すなわち 11月2日。2日が日曜の場合は3日。死者の記念日ともいう。この祝日クリュニーの修院長オディロ (994~1048) によって定められ,クリュニー派の伝播とともに急速に広まった。

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改訂新版 世界大百科事典 「万霊節」の意味・わかりやすい解説

万霊節 (ばんれいせつ)

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葬儀辞典 「万霊節」の解説

万霊節

カトリックでは、毎年11月2日を「死者の日」と定め、教会に集まりミサを行い、墓前に花を捧げます。

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世界大百科事典(旧版)内の万霊節の言及

【万聖節】より

…農民は自分で火をたき先祖の霊を導き,悪魔を追い払った。この日に死者をまつる習慣はヨーロッパ全土で広く行われていたが,教会はこの異教の習慣を抑えるために万聖節を定め,さらに翌11月2日を万霊節All Souls’ Dayとした。イギリスでは祭りの習慣がガイ・フォークス・デー(11月5日)に残っている。…

※「万霊節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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