三ッ谷新田経塚(読み)みつやしんでんきようづか

日本歴史地名大系 「三ッ谷新田経塚」の解説

三ッ谷新田経塚
みつやしんでんきようづか

[現在地名]三島市三ッ谷新田

三ッ谷新田に古くから観音堂跡地と伝えられる場所を昭和七年(一九三二)当地の高木岩太郎が掘返し、安山岩に囲まれ木炭の敷詰められた小郭を発見した。小郭内から蓋付きの甕、二面の鏡、刀子数振りが発見されたという。甕の肩部には「惟宗尊霊 惟宗氏尊霊 藤原尊霊 正五位下行兵部大輔 兼三河守藤原 朝臣顕長 藤原氏 比丘尼源氏 道守尊霊 従五位下惟宗朝臣遠清 藤原氏 惟宗氏 内藤氏」と刻銘されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 経筒

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む