三之瀬村(読み)さんのせむら

日本歴史地名大系 「三之瀬村」の解説

三之瀬村
さんのせむら

[現在地名]丹生川村三之瀬

荒城あらき川沿いに大沼おおぬま村の西にあり、東端森部谷もりぶだに川が同川に合流する。吉城よしき郡に属し、慶長一〇年(一六〇五)飛騨国郷帳の荒木あらき郷に「三ノ瀬」とみえ、折敷地おしきじ村などとともに高付される。同一八年郷帳では三ノ瀬村として高三二石余。元禄検地反歩帳の高四二石余、田二町二反余・畑三町三反余。「飛騨国中案内」によれば免は四割七分七毛、家数八(すべて百姓)。天明八年(一七八八)の高四二石余、反別田二町二反余・畑三町三反余、家数一〇・人数七一、馬九、威鉄砲一(村明細帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android