日本歴史地名大系 「大野郡」の解説
大野郡
おおのぐん
県南東部にあり、北は大分市・大分郡
〔原始・古代〕
大野川流域は旧石器時代の遺跡の宝庫として知られている。
大野郡
おおのぐん
県の北部、飛騨国のほぼ中央に位置する。東は
〔原始―中世〕
先土器時代の遺跡は高根村
大野郡
おおのぐん
- 岐阜県:美濃国
- 大野郡
「和名抄」東急本国郡部の訓注に「於保乃」とある。近世の郡域は
〔古代〕
藤原宮跡出土木簡に「癸未年七月 三野大野評阿漏里
大野郡
おおのぐん
県の東部に位置し、南と東は岐阜県、北と西は大野市と接する。北東部に
〔原始・古代〕
現郡域内北部の九頭竜川支流
郡名は、天平元年(七二九)一〇月二一日付の平城宮出土木簡に「越前国大野郡調銭」とみえる。また同五年の越前国稲帳(正倉院文書)にも郡名はみえる。同帳は断簡で詳細は不明であるが、大野郡で少なくとも二千一五〇束の郡稲が集められていたと推定される。「三代実録」元慶五年(八八一)七月一七日条に「越前国丹生大野坂井等郡田地六百一町九段百五十八歩、依天平勝宝元年四月一日 詔、令興福寺領得」とあり、大野郡郡田が奈良興福寺に与えられた記事がみえる。「和名抄」高山寺本には大野郡の郷として
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報