三人長者(読み)さんにんちょうじゃ

精選版 日本国語大辞典 「三人長者」の意味・読み・例文・類語

さんにんちょうじゃ‥チャウジャ【三人長者】

  1. 狂言和泉流。近江国蒲生(がもう)長者と大和国一森(いちもり)の長者が、河内国せせなぎの長者に会い、それぞれ長者になった来歴を語り、祝杯をあげて謡い舞う。江戸初期の大蔵虎明本にも見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android