三寸俎板を見抜く(読み)サンズンマナイタヲミヌク

デジタル大辞泉 「三寸俎板を見抜く」の意味・読み・例文・類語

三寸さんずん俎板まないた見抜みぬ

厚さ3寸のまな板の裏まで見通す。物事を見抜く力の鋭いことのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「三寸俎板を見抜く」の意味・読み・例文・類語

さんずんまないた【三寸俎板】 を 見抜(みぬ)

  1. ( 三寸俎板の裏まで見抜くの意から ) 眼力の鋭いこと、洞察力のすぐれていることのたとえ。また、(「見抜く」が「見抜いた」の形で)たしかに見極めたの意。
    1. [初出の実例]「猫さへ眼(まなこ)三寸まないたを見ぬき、さかなかけごとりとしても、声を出して守りける」(出典浮世草子世間胸算用(1692)二)

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