三寸俎板を見抜く(読み)サンズンマナイタヲミヌク

デジタル大辞泉 「三寸俎板を見抜く」の意味・読み・例文・類語

三寸さんずん俎板まないた見抜みぬ

厚さ3寸のまな板の裏まで見通す。物事を見抜く力の鋭いことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「三寸俎板を見抜く」の意味・読み・例文・類語

さんずんまないた【三寸俎板】 を 見抜(みぬ)

  1. ( 三寸俎板の裏まで見抜くの意から ) 眼力の鋭いこと、洞察力のすぐれていることのたとえ。また、(「見抜く」が「見抜いた」の形で)たしかに見極めたの意。
    1. [初出の実例]「猫さへ眼(まなこ)三寸まないたを見ぬき、さかなかけごとりとしても、声を出して守りける」(出典浮世草子世間胸算用(1692)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む