デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三方沙弥」の解説 三方沙弥 みかたの-しゃみ ?-? 飛鳥(あすか)時代の歌人。「万葉集」に「園臣生羽(そののおみ-いくは)の女(むすめ)を娶(ま)きて」や,「妻苑臣を恋ひて作る歌」と,藤原房前(ふささき)の代作者としてよんだ歌がある。三形沙弥ともかく。【格言など】たけばぬれたかねば長き妹(いも)が髪この頃見ぬに掻きれつらむか(「万葉集」) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の三方沙弥の言及 【山田三方】より …《懐風藻》に大学頭として3首の詩が残る。万葉歌人の三方沙弥は別人とする説が有力。【後藤 昭雄】。… ※「三方沙弥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」