三日見ざれば目を拭うて見るべし(読み)さんじつみざればめをぬぐうてみるべし

精選版 日本国語大辞典 の解説

さんじつ【三日】 見(み)ざれば目(め)を=拭(ぬぐ)うて[=刮(かっ)して]見(み)るべし

  1. 人はどんどん変化するものであり、三日会わなかったなら、見誤ってしまうからよく注意して見ることだ。
    1. [初出の実例]「実に三日(サンジツ)見ざれば眼を拭ふて見る、と古人も云った」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android