三条輝子(読み)サンジョウ テルコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「三条輝子」の解説

三条 輝子
サンジョウ テルコ


職業
女優

本名
河合 喜久代

生年月日
大正8年 4月23日

出生地
東京市 下谷区上根岸(東京都 台東区)

学歴
十文字高女卒

経歴
昭和8年父が社長の河合(徳三郎)映画巣鴨に入社。「加賀見山」でデビュー。「長脇差仁義」で市川百々之助、次いで桂章太郎、10年から松山宗三郎を相手役で「恩讐やくざ節」「山岳魔女(女ターザン)」「忍術百地三太夫」「怪談千羽屋騒動」など大衆娯楽物約30本に共演、人気を得た。さらに杉山昌三九と「野狐三次」、13年の「女国定」から大乗寺八郎とのコンビ作品に多く出た。15年「夜光珠狂乱」を最後に出産のため退社した。

没年月日
昭和55年 10月17日 (1980年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「三条輝子」の解説

三条 輝子
サンジョウ テルコ

昭和期の女優



生年
大正8(1919)年4月23日

没年
昭和55(1980)年10月17日

出生地
東京市下谷区上根岸

本名
河合 喜久代

学歴〔年〕
十文字高女卒

経歴
昭和8年父が社長の河合(徳三郎)映画巣鴨に入社。「加賀見山」でデビュー。「長脇差仁義」で市川百々之助、次いで桂章太郎、10年から松山宗三郎を相手役で「恩讐やくざ節」「山嶽の魔女(女ターザン)」「忍術百地三太夫」「怪談千羽屋騒動」など大衆娯楽物約30本に共演、人気を得た。さらに杉山昌三九と「野狐三次」、13年の「女国定」から大乗寺八郎とのコンビ作品に多く出た。15年「夜光珠狂乱」を最後に出産のため退社した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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