三枚袷(読み)さんまいあわせ

精選版 日本国語大辞典 「三枚袷」の意味・読み・例文・類語

さんまい‐あわせ‥あはせ【三枚袷】

  1. 〘 名詞 〙 表と裏の間に、一枚絹布をはさみ入れて仕立てた袷。
    1. [初出の実例]「三枚袷(さんマイアハセ)きる程になくては、奥ぶかには見へず」(出典浮世草子好色二代男(1684)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android