日本歴史地名大系 「三浦家文書・熊谷家文書」の解説 三浦家文書・熊谷家文書みうらけもんじよ・くまがいけもんじよ 一冊 東大史料編纂所編 昭和一二年刊解説 三浦家文書は平子氏本領相伝重書案以下一五八通と、同家末家の文書二三通を収める。建久八年重経が鎌倉幕府から周防仁保庄・恒富保地頭職に補任されてから、仁保を根拠として栄えた旧族。熊谷家文書は建久二年三月一日、熊谷蓮生直実譲状以下江戸時代中期に及ぶ一九五通と、その支族の文書六〇通を収める。直実の曾孫直時が安芸国三入庄地頭職となり、その後裔が毛利元就の幕下に入った。大日本古文書所収。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by