三田村 甚三郎(読み)ミタムラ ジンザブロウ

20世紀日本人名事典 「三田村 甚三郎」の解説

三田村 甚三郎
ミタムラ ジンザブロウ

明治〜昭和期の実業家,政治家 衆院議員。



生年
慶応3年10月(1867年)

没年
昭和9(1934)年2月13日

出身地
越前国武生(福井県)

学歴〔年〕
東京専門学校政治科(現・早稲田大学)〔明治23年〕卒

経歴
先代・甚三郎長男に生まれる。明治23年家督を継いで、前名・欽二を改めた。同年東京専門学校政治科を卒業して福井県武生で打刃物商を営む。傍ら、越前打刃物同業組合長、第五十七銀行取締役、南越鉄道取締役、大同肥料取締役を務める。一方、31年衆院議員に当選憲政本党に属し、機関紙「福井新聞」(第4次)を創刊し社長も務めた。昭和5年民政党から出馬して2度目の当選を果たす。また福井県議、産業組合武生金庫組合長を歴任。晩年には福井県武生町長となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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