三稜草の簾(読み)ミクリノスダレ

デジタル大辞泉 「三稜草の簾」の意味・読み・例文・類語

みくり‐の‐すだれ【三草の×簾】

ミクリの茎を裂いて干したものを編んで作ったすだれ
「―など、ことさらに昔のことをうつしたり」〈九九

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三稜草の簾」の意味・読み・例文・類語

みくり【三稜草】 の 簾(すだれ)

  1. ミクリの茎を干して、編んで作ったすだれ。
    1. [初出の実例]「網代屏風、みくりのすだれなど、ことさらに昔のことをうつしたり」(出典:枕草子(10C終)九九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android