三種試験(読み)サンシュシケン

デジタル大辞泉 「三種試験」の意味・読み・例文・類語

さんしゅ‐しけん【三種試験】

国家公務員採用試験の一。昭和59年度(1984)から、それまでの初級試験に替えて行われた。平成23年度(2011)をもって廃止され、次年度から旧二種試験と統合した一般職試験となる。国家公務員採用三種試験。
[補説]高卒者の採用を目的とした試験だったが、バブル崩壊後の景気悪化で大卒者の受験合格が増えて高卒者の採用が圧迫されたため、90年代中頃に段階的に年齢制限を設け、大卒者の受験を事実上禁止した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android