三菱重工業長崎造船所(読み)みつびしじゅうこうぎょうながさきじょうせんじょ

共同通信ニュース用語解説 「三菱重工業長崎造船所」の解説

三菱重工業長崎造船所

長崎市の本工場と香焼工場、長崎県諫早市の諫早工場の3拠点で液化天然ガス(LNG)運搬船などを建造している。本工場は江戸幕府が建設した「長崎鎔鉄所」が始まりで、第2次世界大戦中には戦艦武蔵を手掛けた。香焼工場は1972年完成の三菱重工最大規模の工場で、長さ千メートルのドックLNG船などを建造する。

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世界大百科事典(旧版)内の三菱重工業長崎造船所の言及

【長崎造船所】より

…日本造船業の代名詞的存在で,現在も三菱重工業の主力造船所として,世界有数の進水実績を誇る。造船技術の粋を集めた巨大戦艦〈武蔵〉を建造(1942完成)したのも,ここ(三菱重工業長崎造船所)であった。その起源は1857年(安政4),江戸幕府が長崎鎔鉄所を建設したことに始まる。…

※「三菱重工業長崎造船所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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