三跪九叩頭(読み)さんききゅうこうとう

旺文社世界史事典 三訂版 「三跪九叩頭」の解説

三跪九叩頭
さんききゅうこうとう

皇帝に対面するときの中国の儀礼
3回ひざまづき,そのつど頭を3回,合計9回床につける。1793年イギリス使節マカートニーは,乾隆 (けんりゆう) 帝に謁見の際,対等の礼を要求してこの礼を拒否したため,謁見はできたが開港目的は果たせなかった。その後アマーストも,1816年交渉の際この礼を拒否し,即日退京させられた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む