上保原村(読み)かみほばらむら

日本歴史地名大系 「上保原村」の解説

上保原村
かみほばらむら

[現在地名]保原町 旭町あさひまち竹内町たけうちまち黄金町こがねまち油谷地あぶらやち、上保原など

市柳いちやなぎ村・在市柳ざいいちやなぎ村の西の平坦地に位置し、南は大鳥おおとり村、南西は高子たかこ村。西の伏黒ふしぐろ(現伊達町)との境界が旧阿武隈川河道で、渡場が置かれていたとされる。中世は保原郷として推移。天文二二年(一五五三)の晴宗公采地下賜録によれば「いたて上ほはらの内 ほうせん在家」などが、富田主計に与えられており、この頃には保原郷が上・下に分れていた。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では高一千四二八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android