上兜(読み)あがりかぶと

精選版 日本国語大辞典 「上兜」の意味・読み・例文・類語

あがり‐かぶと【上兜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 儀式に用いる兜。
  3. 五月節句に飾る紙製の兜。見かけだけで実質的に役立たないもののたとえともする。
    1. [初出の実例]「五月の節句前に出て来て『〈略〉これ売て小遣ひ銭にでもなされませ』と、うつくしいきれではりぬいた上(アガ)りかぶと」(出典咄本・鹿の子餠(1772)上り兜)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む