上名柄村(読み)かみながらむら

日本歴史地名大系 「上名柄村」の解説

上名柄村
かみながらむら

[現在地名]上越市上名柄

下名柄村の東に位置し、吉野よしの桐原きりはらとを結ぶ多柄たがら道が通る。文禄(一五九二―九六)頃の頸城郡絵図に「尻高左京亮分此外三方分上なから村 上」とみえ、本納一三七石八斗・縄高三六二石九斗六升・家一五軒・四五人。正保国絵図には上張良村とあり、高三一六石余。天和三年郷帳には上名柄村と記され高三六〇石五斗余、そのほかに新田高一三石三斗余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 桐原 吉野

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android