上塚周平(読み)ウエヅカ シュウヘイ

20世紀日本人名事典 「上塚周平」の解説

上塚 周平
ウエヅカ シュウヘイ

明治〜昭和期のブラジル移民の指導者 ブラジル移民の父。



生年
明治9年6月12日(1876年)

没年
昭和10(1935)年7月6日

出生地
熊本県城南町

学歴〔年〕
東京帝大法科大学〔明治40年〕卒

経歴
明治41年第1回笠戸丸ブラジル移民の監督としてブラジルに渡り、大正2年帰国。6年再びブラジルに渡り、7年ノロエステ線プロミッソン駅近くに上塚植民地を建設、12年には同線リンス駅奥に第2上塚植民地を建設した。生涯、在ブラジル日本人のため尽力し、昭和8年に日本移民渡伯25周年記念祭で移民功労者として表彰された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上塚周平」の解説

上塚周平 うえつか-しゅうへい

1876-1935 明治-昭和時代前期の海外移住者。
明治9年7月12日生まれ。41年水野竜(りょう)と日本からはじめての移住者781人をひきいてブラジルにわたる。大正6年再渡航,サンパウロの奥地プロミッソンに上塚植民地をひらく。生涯をブラジル移住者のためにささげた。昭和10年7月6日死去。60歳。熊本県出身。墓所はプロミッソン。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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