ブラジル移民

共同通信ニュース用語解説 「ブラジル移民」の解説

ブラジル移民

1895年、日本とブラジルは修好通商航海条約に調印し外交関係を樹立。1908年、高知県出身の水野龍みずの・りょう移民船「笠戸丸かさとまる」で日本初のブラジル移民事業を手掛け、移民の定着率が悪かったことや経営難で継続が困難に。竹村殖民商館がその後を担い、14年まで計5回の移民送出に関わった。移民は好待遇を約束されていたが、農園で酷使された。一方、農業の技術改革に貢献するなど、ブラジル社会を支える存在になった。

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