上大名下り乞食(読み)のぼりだいみょうくだりこじき

精選版 日本国語大辞典 「上大名下り乞食」の意味・読み・例文・類語

のぼり【上】 大名(だいみょう)(くだ)り乞食(こじき)

  1. 出発の時のはなやかさにくらべて、帰路のみすぼらしいこと。
    1. [初出の実例]「登り大名の下り乞食と申しまして、上方見物にでも参りませうと云ふには各々如何程(いくら)か蓄へて居ります」(出典落語・京阪見物(1894)〈三代目春風亭柳枝〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android