上村田村(読み)かみむらたむら

日本歴史地名大系 「上村田村」の解説

上村田村
かみむらたむら

[現在地名]大宮町上村田

たま川の右岸にあり、北は石沢いしざわ村。康安二年(一三六二)正月七日の佐竹義篤譲状(秋田県立図書館蔵)に松王丸(藤井氏)分として「久慈西上村田郷人見修理亮給分」とあり、寛永一二年(一六三五)水戸領郷高帳先高に「上村田村」とみえる。上村田村人別並馬数改元帳(「大宮町史史料集」所収)によると、延宝九年(一六八一)の人口三三三、正徳三年(一七一三)には八七戸・三九五人、享保八年(一七二三)には九三戸・三八三人、文化一〇年(一八一三)には六四戸・二九四人、天保三年(一八三二)には六〇戸・三一三人、弘化三年(一八四六)には八三戸・四四四人であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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