上渚滑村(読み)かみしよこつむら

日本歴史地名大系 「上渚滑村」の解説

上渚滑村
かみしよこつむら

昭和一二年(一九三七)から同二九年まで存続した紋別郡の村。渚滑川の上流域に位置する。立牛たつうし川・和訓辺わくんべ川が渚滑川に合流し、合流点流域に市街地が形成されている。昭和一二年一一月渚滑村が上渚滑村と改称して成立。同年には木材事業は一〇社、農産事業も上渚滑澱粉工場など五社を数え(紋別市史)鉱山では同一八年発見された水銀鉱の北鎮ほくちん鉱山(同三四年休山)、同一七年発見された水銀鉱ウッツ鉱山(同三七年休山)があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の上渚滑村の言及

【紋別[市]】より

…北海道北東部,オホーツク海に面する市。1954年網走支庁紋別郡紋別町が渚滑(しよこつ)村,上渚滑村を合体,市制。人口3万0137(1995)。…

※「上渚滑村」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android