上牛頸村(読み)かみうしくびむら

日本歴史地名大系 「上牛頸村」の解説

上牛頸村
かみうしくびむら

[現在地名]大野城市牛頸

牛頸村の南、牛頸川上流にある同村の枝郷。慶安三年(一六五〇)に上牛頸村二〇〇石が喜多村安右衛門の給知となる(「黒田忠之知行目録」喜多村家文書)。石高書上帳案では牛頸村とは別に上牛頸村が記され、郡帳高四〇四石余。「続風土記拾遺」によれば牛頸村のうち中通原・丸隈・小三浦こさうら・浦城戸・井手が別免の上牛頸村に属するとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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