日本歴史地名大系 「井手村」の解説
井手村
いでむら
中央火口丘から北流する河川が形成した扇状地の扇端に位置し、水に恵まれた水田地帯にある。東から南は
建武三年(一三三六)三月一一日の阿蘇社領郷村注文写(阿蘇家文書)に、渋河兵庫助が沙汰する北郷のうち、井手郷五町、小野田・上井手郷一〇町とみえる。正平一一年(一三五六)九月二日に阿蘇山衆徒は阿蘇上宮に寄進された井手一二町に懸けられていた流鏑馬役を、山上衆徒の役として勤仕することを拒否すると内談によって決定した(「阿蘇山衆徒内談引付写」西巌殿寺文書)。同一九年一二月「かみいて」は周防殿の給分であり、故殿の時より足手(夫役)を懸ける権利をもっていたことなどが報告されている(「阿蘇社領宮地四面内并郷々闕所注文」阿蘇家文書)。
井手村
いでむら
- 熊本県:荒尾市
- 井手村
井手村
いでむら
井手村
いでむら
井手村
いでむら
井手村
いでむら
井手村
いでむら
井手村
いでむら
- 福岡県:柳川市
- 井手村
井手村
いでむら
井手村
いでむら
井手村
いでむら
井手村
いでむら
- 岡山県:総社市
- 井手村
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報