上轡田新村(読み)かみくつわだしんむら

日本歴史地名大系 「上轡田新村」の解説

上轡田新村
かみくつわだしんむら

[現在地名]婦中町上轡田

神通川中流左岸に隣接し、すぐ西側に神通川の分流御門みかど川が流れる。北東野替のがい村、西は御門川を挟んで板倉新いたくらしん村。上轡田村の枝村である(婦負郡志)新川にいかわ郡に属し、万治三年(一六六〇)以降富山藩領。享保六年(一七二一)の高二二石(「村付高改帳」島倉家文書)。寛政二年(一七九〇)の新田高一六石余・平均免一ツ八厘余、小物成銀五分八厘(高物成品々手鏡)。なお水損によると考えられる永引が寛延四年(一七五一)から宝暦一一年(一七六一)まで三回にわたって計一一石八斗余ある(「富山藩高物成帳」斎藤家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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