上野喜佐衛門(読み)ウエノ キザエモン

20世紀日本人名事典 「上野喜佐衛門」の解説

上野 喜佐衛門(5代目)
ウエノ キザエモン

昭和期の実業家 南国交通社長;参院議員。



生年
明治34(1901)年8月6日

没年
昭和46(1971)年8月9日

出生地
鹿児島県

旧姓(旧名)
旧名=次郎七

学歴〔年〕
東京高商(現・一橋大学)〔昭和2年〕卒

経歴
郷里・鹿児島県で家業の電気事業から、ガス供給、陸上交通、不動産などへと事業を拡張。大正14年川内川電気社長、のち日本水電副社長を務め、その後、南国興業、南国交通、南国殖産などの社長となり、南国グループ発展の基礎を作る。また静岡瓦斯、唐津瓦斯、鹿児島油糧、鹿児島自動車配給などの社長を歴任。昭和7〜22年貴院議員(多額納税)を務め、同年参院議員(緑風会)に当選1回。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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