下から出る(読み)したからでる

精選版 日本国語大辞典 「下から出る」の意味・読み・例文・類語

した【下】 から=出(で)る[=這(は)う]

  1. へりくだった態度相手に接する。腰を低くして対する。下手(したて)に出る。
    1. [初出の実例]「下々の人になさけかけ、とかく下(シタ)から出(デ)なんしたゆへ、けっくもてたと申しんす」(出典洒落本・蕩子筌枉解(1770)答武陵田太守)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 下々 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む