下にも置かない(読み)シタニモオカナイ

デジタル大辞泉 「下にも置かない」の意味・読み・例文・類語

したにもか◦ない

非常に丁重に扱う。丁寧にもてなして下座しもざに置かない。「―◦ない歓待ぶり」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「下にも置かない」の意味・読み・例文・類語

した【下】 にも=置(お)かない[=置(お)かず]

  1. 非常に丁重に取り扱って下座にもおかない。たいそう丁寧にもてなす。
    1. [初出の実例]「『斯(かう)云ふ殿様を客にして置けば宜い金函(かねばこ)だ、当分小遣ひには困らん』と思ひましたから下へも置かず大事に致します」(出典落語・殿様の廓通ひ(1890)〈禽語楼小さん〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む