日本歴史地名大系 「下屋地村」の解説 下屋地村しもやちむら 山形県:西置賜郡飯豊町下屋地村[現在地名]飯豊町下屋地上原(うわばら)村の西にある。かつては上屋地村と一村で屋地村と称したと思われる。越後街道の脇道が通る。近世初期の邑鑑では谷地村とあり、高二〇〇石余、免二ツ一分、家数一〇(うち役家一・肝煎一)・人数四三。役木として桑をあげる。なお蒲生氏高目録帳では「鳥井原・屋知」とみえ、高一四六石余、村柄は下。鳥井原は地内の鳥居原(とりいはら)のことと思われる。寛永二年(一六二五)の検地帳(三浦文庫)では下谷地村・上谷地村と併記され、合せて高二三六石余、反別一八町七反余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by