下崎山のヘトマト行事

デジタル大辞泉プラス 「下崎山のヘトマト行事」の解説

下崎山のヘトマト行事

長崎県五島市下崎山地区に伝わる民俗行事。毎年1月に行われる。白浜神社での奉納相撲、新婚女性による酒樽の上での羽根つき、身体にススを塗った若衆が藁の玉を奪い合う「玉せせり」、大綱引きなどの後、大草履に娘を乗せて担ぎ城山神社に奉納するまでの一連の行事を「ヘトマト」という。語源起源とも不詳。1987年、国の重要無形民俗文化財に指定。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android