羽根つき(読み)はねつき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「羽根つき」の意味・わかりやすい解説

羽根つき
はねつき

羽根羽子板でつく正月の遊び。年占に由来すると思われる古い遊びであるが,羽根を蚊を食うとんぼに見立て,子供が蚊に刺されないまじないとしてつかせたとする説 (一条兼良『世諺問答』) もある。『看聞御記』に永正4 (1507) 年に追羽根が行われた記事があるところからみれば,初めはもっぱら追羽根が競技として行われたものらしく,1人でつき遊ぶ衝羽根が行われるようになったのは,のちのことらしい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む