下柳原北半町(読み)しもやなぎはらきたはんちよう

日本歴史地名大系 「下柳原北半町」の解説

下柳原北半町
しもやなぎはらきたはんちよう

上京区室町通寺之内上ル二丁目

室町むろまち通の両側町上柳原町の下(南)に位置し、中世の柳原の地。「明徳記」に、明徳二年(一三九一)一二月二五日夜、将軍足利義満が寵臣古山十郎満藤邸、柳原の宿所に入って、合戦評定をしたとの記事がある。

元亀二年(一五七一)の御借米之記(立入宗継文書)に「下柳原町」とあり、上京立売組に属した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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