出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…富沢町では雨が降らないかぎり,道路にむしろを敷いて各店が商品を並べ,一般人や同業者に売ったので古着市の称があり,《江戸繁昌記》(1832)は魚河岸につぐほどの繁盛ぶりだとしている。同書はまた,古着の中でもとくに古く悪いものは柳原で売られるとする。柳原は神田川の南岸,いまの万世橋辺から浅草橋まで約10町の土手で,古着屋,古道具屋の床店が軒をつらね,夕方それらの店がしまると入れかわりに夜鷹(よたか)が跳梁(ちようりよう)することでも知られていた。…
※「柳原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」