日本歴史地名大系 「下福山村」の解説 下福山村しもふくやまむら 山形県:飽海郡八幡町下福山村[現在地名]八幡町福山(ふくやま)日向(につこう)川中流左岸山麓の村。橋本(はしもと)村の東にあり、東は上福山村。初め山口(やまぐち)村と称したが、正保年間(一六四四―四八)に上山口村と下山口村に分村、万治元年(一六五八)当村は下山口村から下福山村に改称した(「反故籠」飽海郡誌)。慶長八年(一六〇三)亀(かめ)ヶ崎(さき)城(現酒田市)城代志村伊豆守の家老斎藤助左衛門から肝煎五郎左衛門に宛てた山口村年貢目録(渡辺文書)に年貢米一六六石余、同じく一四年のものに年貢米一九七石余、ほか肝煎免三石とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by