日本歴史地名大系 「ヶ崎」の解説 ヶ崎たるがさき 広島県:広島市西区古江村ヶ崎[現在地名]西区古江西町俗に樽(たる)ヶ鼻(はな)という。もとは丘陵が海岸へ突出し鼻の形状を示していたが、文化七年(一八一〇)に樽ヶ崎新開、同一四年に同沖新開が開かれたことなどによって原形を失い、その後の埋立で現在は市街地となっている。「国郡志下調書出帳」に<資料は省略されています>と記す。同書出帳によれば、その後も応安年間(一三六八―七五)に足利義満が、文禄年間(一五九二―九六)に豊臣秀吉が、この地に宿陣したと伝える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by